毎年3月分(4月納付分)より健康保険料率・介護保険料率の見直しが行われる協会けんぽですが、2025年度分の改定についても先日正式に発表されました。これにより、事業主の皆さまや従業員の方々にとって保険料の負担額が変動する可能性があります。
協会けんぽでは、加入者の医療費や財政状況を踏まえ、毎年健康保険料率および介護保険料率の調整を行っています。2025年度も同様に、各都道府県ごとに健康保険料率が設定され、一部の地域では引き上げや引き下げが実施される見込みです。特に介護保険料率については全国一律の適用となるため、要チェックです。
詳しくは協会けんぽの公式発表をご確認ください → 2025年度 健康保険料率・介護保険料率の改定について
企業の労務管理においては、保険料率の変更に伴い給与計算や社会保険料の控除額の調整が必要となります。特に3月分(4月納付分)から適用されるため、給与ソフトの設定変更や従業員への周知を早めに行うことが重要です。
また、従業員の負担増に伴い、福利厚生の一環として健康増進施策を見直す企業も増えています。たとえば、健康診断の充実やストレスチェックの活用を通じて、医療費の適正化を図ることも有効です。
当事務所では、保険料率改定に伴う影響分析や、適切な労務管理のサポートを提供しております。詳細な情報や対応方法についてご相談がありましたら、社会保険労務士事務所CareHRまでお気軽にお問い合わせください。